性器のかゆみ

なぜ性器のかゆみが起こるのか?

多くは下着や生理用品など身に着けるものが引き金に

外陰部のかゆみは、外陰炎や脛炎などの病気が原因のこともありますが、多くは、下着や生理用品などの刺激によって起こります。かゆみが強いとかきむしつて外陰部を傷つけ、ただれたり、傷から細菌に感染することもあります。

また自律神経の乱れからはげしいかゆみが起こることも。ストレスとは無関係に思える場所ですが、心のコンディションと深くつなかっています。

症状が長引くようなら婦人科を受診して

ほとんどの場合、通気性のよい下着をつけ、外陰部の清潔を心がければ、自然におさまります。市販の外陰部用のかゆみ止めは、使つても2~3日を目安にします。症状が長引くようなら、恥ずかしがらずに婦人科を受診しましょう。

外陰炎や脛炎、糖尿病などの病気のほか、ホルモンバランスの乱れなど、治療を要する病気の可能性もあります。単なるかゆみと油断しないこと。

こんなときに性器のかゆみが起こりやすい

下着や生理用品の刺激
下着で外陰部がこすれる接触皮膚炎、ナイロンなどの化学繊維の下着や生理用ナプキンによる外陰部のむれ、洗濯後の下着に残つた洗剤のカスによるかぶれなどが原因。
体を締め付けるファッション
きついジーンズや下后は外陰部を圧迫します。また通気性も悪いので、外陰部がむれてかゆみの原因にもなります。
月経時や生理用品の不衛生
生理用ナプキンやおりものシートを長時間使用していると、むれて外陰部がかぶれることがあります。月経血や汗の刺激、また、生理用品の素材そのものが肌に合わなくてかぶれることも。
外陰炎・脛炎などの感染症
外陰や脛が細菌やウイルス、カビなどに感染して炎症を起こしていることも。過度のセックスやSTD(性感染症)もかゆみの原因に。

こうして性器のかゆみを改善

通気性のよい下着と清潔
外陰部のむれを防ぐために、通気性がよく皮膚への刺激が少ない綿素材の下着を選びます。また、おりものシートや月経時、生理用ナプキンを長い時間使用していると細菌が繁殖しやすくなります。晟低でもトイレのたびに替えましょう。
石けんでやさしく洗う
外陰部の清潔を心がけます。ただ、石けんでゴシゴシ洗うと、外陰部の粘膜を傷つけたり、脛内の善玉菌まで洗い流し、脛の自浄作用を低下させてしまいます。低刺激の石けんを手にとって十分に泡立て、そっとやさしく洗いましょう。
STD(性感染症)の場合はパートナーも受診
トリコモナス脛炎やクラミジアなどのSTDによる脛炎、毛ジラミ症による外陰炎などの場合は、パートナーも一緒に受診しましょう。どちらかが治ってもセックスでまた感染してしまい、いつまでも完治することかありません。
辛い食べ物は避ける
外陰部にかゆみがある問、香辛料をたっぷり使つた刺激のある食べ物やアルコールは、かゆみを誘発しやすいので、できるだけ摂取しないようにします。
規則正しい生活
体の免疫カが落ちると、外陰部のむれによるかぶれなどを起こしやすくなります。暴飲暴食や夜更かしは避け、疲れをためないようにして、規則正しい生活を心がけましょう。ストレスをためずにうまく発散しましょう。

性器のかゆみのセルフケア

アロマテラピー
セルフケアで試してみたいのが、ティートリーを使った座浴です。ティートリーには殺菌・殺真菌作用があり、肛門や性器のかゆみなどを抑える作用があります。浴そうに20センチくらいお湯をはつて、ティートリーの精油を4滴ほど落として患部を10分ほどあたためます。浴そうから出たあとに洗面器にお湯をはって、ブラスケアで座浴をしてもよいでしょう。