水虫

なぜ水虫になるのか?

水虫の原因菌はカビの一種。肌荒れと混同しないで

最近、若い女性に水虫がふえてきています。水虫は「白癬菌」というカビの一種が、皮膚の表面にある角質にすみついて起こる皮膚病です。

水虫には次の3つのタイプがあります。

ジクジクタイブ(趾間びらん型)
足の指の問がむれてジクジクになり白くふやけます。ひどくなると、皮膚が赤くただれてかゆくなります。
水ぶくれタイブ(小水庖型)
足の裏や側面、指などに小さな水庖がたくさんできます。水庖が破れると皮膚がポロポロはがれてかゆくなります。

ガサガサ・ひび割れタイプ(角化型)
足の裏やかかとの皮膚が厚くかたく乾燥して、ひび割れ、粉をふいたようになります。かゆみがほとんどないので肌荒れとまちがえて見過ごすことも。治ったと勝手に判断して治療を中断してほうつておくと、治りにくいこのタイプの水虫に移行します。

治ったとひとり合点せず、根気よく治療を継続

早めに皮膚科に行くのが完治の早道。処方された抗真菌剤は、症状が軽くなっても塗るのを勝手にやめないように。白癬菌はしぶとく生き残っています。再発防止には、医師の指示に従い、3~4か月は根気よく治療を続けることが大切です。

スポーツクラブや温泉でのスリッパや足ふきマットにご用心

水虫は、あちこちに落とされた白癬菌を踏んで感染します。プールや温泉では、こまめに足を洗つて菌の侵入を防ぎます。家族内感染防止には、足ふきマットやスリッパを共用しないこと。

また、水虫は足だけでなく、きつい下着やガードル、指輪の下など汗や湿気のあるところにもできます。ネイルサロンの爪みがきのヤスリの中にひそんでいることもあるので要注意です。

こうして水虫を改善

石けんで足をていねいに洗う
石けんを泡立て、指でやさしく足全体をくまなく洗います。指の間も忘れないで。ブラシは皮膚を刺激するので使わないか、やわらかめのものに。殺菌成分を含む石けんは足にすんでいる健康な常在菌まで取り去ってしまうので、ふつうの石けんでOK。
うちわや扇風機でしっかり乾燥
足を洗ったあとは、タオルで水気をとり、指を1本1本ていねいに拭きましょう。さらに、うちわや扇風機でしっかり乾燥させると完璧です。薬を塗るのは風呂あがりがベスト。角質層がふやけて薬が吸収されやすく効き目がアッブします。
靴下は木綿や麻素材に
ナイロン製の靴下は、白摺菌の大好きなむれ状態を招きます。通気性のいい木綿や麻繁材のものを選びましょう。ストッキングは避けるか、まめに脱いで足を外気に当てます。
2~3足の靴を交代ではく
むれやすい革靴やスニーカー、ブーツはできればやめたい。でも実際はそうもいかないので、数足用意して、同じ靴を毎日はかない工夫をしましょう。きつめのハイヒールも、つま先に負担がかかり、指と指とがくっついてむれやすいのでできるだけ避けましょう。
はかない靴は乾燥剤で乾燥させる
休ませている靴には、靴用の乾燥剤を入れて湿気をとります。スニーカーなど丸洗いできる靴は、ときどき洗って、日光にあてて乾かしましょう。靴箱の戸をあけて中に風を入れることも忘れないで。靴の中敷きも、ときどき交換します。
オフィスで靴をはきかえる
デスクワークのときは、通気性のいいサンダルにはきかえましょう。ただ、健康サンダルは、菌のついた角質がポロポロ落ちてたまるので逆効果。昼休みにはストッキングと靴をぬいで足を外気に当てたり、かたくしぽったぬれタオルで足のよごれや汗をふくのもオススメです。

水虫のセルフケア

アロマテラピー
水虫対策には、リラックス効果もある足浴を。おすすめの精油は殺菌消毒作用効果の強いティートリーです。バケツや洗面器などに熱めのお湯を入れて、ティートリー2滴、レモン一滴をたらして、よくかき混ぜて15分ほど足をつけます。