むくみ

むくみになる原因

睡眠不足や過労、立ち仕事が原因に

夕方近くになると足がむくんで靴がきつくなる、足の襄がふくらんだような感じがするということがあるでしょう。立ちっぱなしで仕事をしていたり、かかとの高い靴をずっとはいていたり、きつい下着を身につけていたりすると、夕方からむくみが出てきます。睡眠不足や過労気味、月経中だとよけいむくみやすくなります。

これは塩分のとりすぎや血行不良によって、体内の水分がスムーズに排出されず、下半身にたまってしまうのが原因。ひざの下を指で押してみて指の跡が残るかどうかをチェックしてみましょう。残るようならむくんでいる証拠。でも、むくんでもちょっと横になれば治る、翌朝にはむくみは解消されるという場合は問題ありません。早朝からむくんでいたり、むくみのために体重がふえてきたり、尿の量が減ったりしたときは要注意です。

ひと晩寝てもむくみがとれないなら病院へ

むくみにはいろいろな原因があります。心臓病や貧血など循環器系の病気や血行障害、腎臓などの泌尿器系の病気、子宮がんなど婦人科系手術の後遺症などのほか、ビタミンB1やたんぱく質の欠乏でもむくみます。とくに妊娠中は、妊娠中毒症の症状の一つとしてむくみがあらわれます。

ひと晩寝てもむくみがとれなかったり、顔がまん丸になってきたり、体重がふえるなど、ほかの症状をともなうときは必ず医師に相談しましよう。妊娠中や月経中に起こるむくみなら産婦人科に、それ以外なら内科に行きます。

水分のとり過ぎや、深酒に注意を

だれでも寝起きには多少、顔がむくんでいます。顔を下にして眠ると顔にむくみが出やすくなります。深酒したあとも顔がむくみやすくなるので注意しましょう。

これといって異常がないのにむくんだときは、マッサージなどのセルフケアで、その日のうちにむくみをとるようにするといいでしょう。

こうして むくみを改善

むくみやすい生活を改善

夜更かしは、自律神経のバランスがくずれ、水分の代謝を乱します。睡眠不足や疲労は早めに解消しましょう。ずっと下を向いて根をつめて仕事をすると、顔がうつ血しやすくなります。

冷やさない

冷えはむくみの原因です。夏でもオフィスでは裸足にサンダルというスタイルは避け、レッグウォーマーを身につけます。スカートよりパンツのほうが足腰を冷やしません。

むくみ解消の靴下

むくみがなかなか解消されないときは、市販の医療用の弾性の靴下をはきます。軽く圧迫して水分が足にたまるのを防ぎます。

マッサージ

足をつま先からふとももにかけて、下から上へと、やさしくマッサージします。きつくマッサージすると、水の代謝の流れを止め、むくみを解消できません。適度な運勁で血行をよくすることも大事です。

足を高くする

家事をするときは、立ち仕事の合間に横になる時間を設けます。オフィスでは、休憩時間はイスなどに足をのせ、足を高くします。寝るときも、足の下に座ぷとんなどを当てるといいでしょう。

食事

塩分をとりすぎないように注意し、塩分の排出をうながすカリウムをたっぷり含んだ食べ物を。カリウムが多い食品は、さつま芋などの芋類、昆布、ヒジキなどの海藻類、大豆、豆腐など豆類とその加工品、トマト、ほうれん草など

むくみをセルフケア

アロマテラピー

入浴後のリラックスタイムにぜひ取り入れたいのがアロママッサージ。皮膚から浸透した芳香成分のもつ作用が血管に入って、全身をめぐつて作用します。

同時に、足のむこうすねにある「足の三里(あしのさんり)」や、足首の内側にある「三陰交(さんいんこう)」など、足
のむくみに効くツボも刺激することができます。最初にプレマッサージで血液の循環をよくしてから、マッサージオイルをつけてマッサージをしましょう。

プレマッサージ

  1. ひざの上10センチくらいを、手のひらの付け根の部分を使ってゆっくりもみほぐす。
  2. ひざの皿のふちをなぞるように、親指を使ってマッサージ。
  3. 親指以外の指で、ひざ裏をポンポンと軽くたたく
  4. そのままひざの裏10センチ上くらいまで、軽くたたく。

フットマッサージで

サイプレス

全身の血行が促進され、とくに下半身のむくみに役立ちます。

ジュニパー

体内の毒素、老廃物の排出を助け、むくみやだるさを改善します。

ローズマリー

血行をうながし、水分が停留したむくみや肥満を改善します。     など

アロママッサージ

  1. 好みの桶油でマッサージオイルをつくり、両手でこすり合わせたら、足のふくらはぎの外側を上から下へなでていく。
  2. くるぶしの下まできたら、足の甲をなぞるようにして手指をぐるりとまわして、親指を足の外く、るぶし側に置く。
  3. 親指以外の指で土踏まずを圧迫し、そのままふくらはぎの内側を一気になぞるようにひざ裏までなでていく。

ハーブ

塩分や水分のとりすぎ、腎臓の不調などからもむくみが起こります。むくみやすい人は、利尿作用のあるハーブティーを続けて飲んで、体内の水分代謝を活発にしましょう。

ティーで

ダンディライオン

肝臓、腎臓の働きを助け、代謝を活性化することで利尿をうながします。

ヤロー

発汗をうながしながら、利尿を促進します。免疫力を高める効果もあります。 など

ホメオパシー

症状に合わせて、次のようなレメディ(治療薬)が使われます。専門家のもとで体質改善をしましよう。このほか、ホメオパシーから派生した「ティシュー・ソルト」を継続的に使用して、体内のミネラルを整えることもおすすめです。

  • 皮膚の乾燥もしくは水つぽさをともなうむくみに
  • 便秘や下痢、消化不良をともなう場合も

  ↓

ナト・ムール

原料は塩化ナトリウム(岩塩)。おもに体質改善に使われます。

  • イライラや気むすかしさをともない、消化不良や肝臓の不調があるむくみに
  • 湿気の多い天候でとくに体調が不快に感じる人に

   ↓

ナト・サルフア

原料は硫酸ナトリウム。湿気の多い天候にともなう、けだるさとむくみっぽさを追い払います。   など