肥満

なぜ肥満になるのか?

消費カロリーより摂取カロリーが多いのが原因

肥満はBMI(ボディ・マス・インデックス)を基準にします。BMIは、体重(キログラム)を身長(メートル)の2乗で割った値で22が理想値、25以上が肥満。肥満かどうかがわかったら、今度は自分の標準体重を割り出してみます。標準体重は、身長(メートル)の2乗に22をかけたもの。この標準体重と現在の体重をくらべ、何キロやせたらいいかをはじき出すのです。

20~30歳代の肥満は摂取するカロリーが消費するカロリーより多く、運動不足、不規則な生活、睡眠不足、暴飲暴食や深酒が最大の理由です。

無理なダイエットにはさまざまな危険が

やせたいからといって、極端にカロリー制限をするのは危険です。20~40歳代の基礎代謝蚤は1200キロカロリー。基礎代謝というのは人が呼吸したり排泄したりなど、生きていくうえで必要なカロリーです。摂取カロリーをこれ以下にすると健康上のトラブルが生じるので注意しましょう。

ダイエットしていても食べ物はバランスよくとることが大事。エネルギー源であるご飯などの主食をとらなかったり、ゆで卵ダイエット、パイナップルダイエットなどのように単品だけを食べ続けたり、いっさい油をとらない過激なダイエットは危険です。一時的にやせても、体は飢餓状態なので、なにかのきっかけで、すぐにリバウンドを起こして前より肥満という状態に。

さらに、ダイエットをきっかけに拒食症や過食症などの摂食障害を起こしたり、ホルモンバランスをくずして無月経や月経不順、冷え性、便秘症などになったり、将来、骨粗鬆症にもなりかねません。自己判断によるダイエットは危険がいっぱいです。断食も必ず医師やきちんとした指導者のもとで行いましょう。

食事と運動、ストレス解消で健康できれいな体を

肥満を解消するにはやっぱり規則正しい食事と適度な運動が欠かせません。食事によるカロリー制限で減量して、運動で脂肪を燃焼しやすい体をつくり、リバウンドを防ぎます。また、ストレスがあるとやけ食いから過食に走り、超肥満になりかねません。ストレスの解消も大事です。

こうして肥満を改善

減量の目安は月に2キロ

減量は1か月に2キロが限度です。やせるなら、毎日摂取するカロリ一は標準体重に22をかけたカロリーを基準にします。

肥満の原因を探る

生活を振り返って、肥満の原因を探しましょう。そして、その原因の中から、紅茶はノンシュガ一で飲む、ピ一ルは
コッブ1杯にするなど、3つ程度を改善していきます。減量の献立は、カロリーが低く、自分の好きな食べ物を中心にメニューを考えましょう。

食料の買いだめはやめる

空腹の状態で買い物に行くと、食料品をたくさん購入しがちです。また、食品はあれば食べてしまいます。安売りでも、その日に使う量を買い、買いだめはしないほうがいいでしょう。

塩分控えめ、インスタント食品は避ける

脂肪、糖分のとりすぎに注意して、栄餐はバランスよくとりましょう。食事はなるべく自分でつくるのがポイントです。澱い味つけではご飯の量が多くなるので、薄味にしましょう。

ゆっくりかんで食べ過ぎ防止

3食を決まった時問にゆっくりかんで食べることです。テレビを見ながらの「ながら食べ」は、食べる量が多くなるので注意しましょう。夜、8時以降は胃を休ませましょう。

おかずは取り分けて

おかずはひとつ盛りにしないで、小皿に分けて食べすぎを防ぎます。料理は少なめにつくり、残ったら無理をして食べないようにしましょう。

肥満をセルフケア

アロマテラピー

人間関係がうまくいかない、仕事がつまらない、忙しすぎる……そんなストレスが過食を引き起こして、肥満につながっていくことも少なくありません。芳香浴で心を落ち着かせ、マッサージでボディケア。アロマでは2つの面から肥満にアプローチしていきましよう。

芳香浴で

パチュリ

食事制限でイライラしているときに。気持ちを安定させるとともに、一時的に食欲を抑制する作用があります。

フェンネル

過剰な食への欲求を抑えてくれます。グレープフルーツ 元気なときにこの香りをかぐと、ダイエットヘの意欲が高まります。  など

ボディマッサージで

グレープフルーツ

リンパ系を刺激。体液の流れを正常化させます。セルライトにも効果的。

サイプレス

体の引き締め効果があります。とくに下半身のむくみ解消に役立ちます。

ローズマリー

水分が滞留したむくみや肥満を改善します。

漢方

せっかく漢方を飲んでも、体を動かさなかったり、間食をどっさりとっていたのでは、効果があがりません。まず生活習慣を見直すことがとても大事。漢方薬は、体のエネルギーが不足していて運動不足になりやすい水太りか、摂取するエネルギーが多すぎる脂太りかなど、タイプによっても処方が違います。

防風通聖散(ぽうふうつうしょうさん)

腹部に皮下脂肪が多く、便秘がちな人に。

桃枝承気濁(とうかくじょうきとう)

がっちりタイプでのぽせや冷えがあり、便秘がちな人に。          など

ハーブ

ハーブでは、マルベリーに含まれる「デオキシノジリマイシン」という成分が、糖分の吸収を抑制することで知られています。甘いもの好きでボディラインが気になる人は、マルベリーがおすすめ。ハーブティーで楽しみましょう。効果を得るには、食べる直前に飲むことが大事です。

フラワーエッセンス

食べたいものが食べられないイライラがつのったり、つい食べてしまつてどつと落ち込んだり。ダイエット中は、精神的にもなにかと不安定になりがちです。めげずにダイエットできるように援助してくれるフラワーエッセンスを紹介します。

パイン

自分の欠点や失敗は認めるが、自分を責めてしまうタイプに。自分を許し、正しい行動へ向かうことを助けます。

ダンディライアン

無気力な感覚に働きかけ、積極性とがんばるカをよみがえらせます。

ペッパー

感覚器官による知覚を鋭くし、その結果、生活行動に変化をもたらします。            など