肩こり

肩こりの原因とは

首や肩の筋肉の血行不良が原因

肩の筋肉がこってうずくような痛み、その痛みが首から後頭部、腕、背中にと広がり、ときには指がしびれたり、首が動かせないようになる。

肩こりは、肩の関節よりも、そのまわりの筋肉や腱が緊張して血行が悪くなり、乳酸などの疲労物質がたまるために起こります。女性の不快症状の第一は肩こりですが、これは、重い頭を細い首や肩が支えているため、首や肩の筋肉や腱に負担がかかりやすいからです。長時間、細かい作業をしたり、前かがみの無理な姿勢をとったりすると肩こりが起こりやすく、また視カが悪いと、前かがみの姿勢をとるようになるので注意しましょう。

その他、寒くて筋肉が硬直したり、運動不足で血行が悪いと肩こりの原因になります。疲労や睡眠不足、心身のストレスも影響を与えます。月経前や月経中の肩こりはホルモンの乱れが原因です。

なかには変形性頚椎症などの病気もあるので注意

筋肉の疲れが原因の肩こりは、ただの肩や背中の張りやこりだけでなく、筋肉痛や全身のだるさといった症状も引き起こします。でも、たいていはセルフケアで血液の循環を改善し、疲労物質を取り去れば治る軽い症状です。

ただなかには、変形性頚椎症、肩関節周囲炎などの整形外科的な病気や、心筋梗塞などの循環器的な病気も含まれていることがあります。頑固な肩こりが続くときや何度も繰り返されるときは、念のため、整形外科を受診しましよう。

軽いうちに改善を

繰り返すうちに症状が重くなり、治りにくくなります。首や肩が重い、だるい、動かすと痛いという軽い症状のうちに、すっきり治しておきましょう。

こうして肩こりを改善

肩をあたためる

入浴中に蒸しタオルで肩をあたためたり、42度くらいの熱めのシャワーを肩にかけてみましょう。ホットパックや携帯用カイロを使って肩をあたためてもいいでしょう。

疲労物質を除く食事

ミカン、レモン、リンゴなどに含まれるクエン酸をたっぷりとり、疲労物質の乳酸の生成を抑えます。また、疲労物質を排出させる胚芽米、レバー、大豆、落花生などのビタミンB群を忘れずにとるようにしましょう。

全身の血行をうながす

毎日おふろに入る習慣をつけましょう。38~40度のぬるめのお湯に半身浴して、全身の血行をうながします。

無理な姿勢をしない

仕事中、疲れたと思ったら、上体をそらして伸びをするなどの習慣をつけるといいでしょう。仕事のあとは、首や背中の筋肉を伸ぱす運動をします。なお、デスクワークが多い人は長時間同じ姿勢をとったり、座りっぱなしにならないように、こまめに休憩をとりましょう。

血液の循環を阻害しない

ファッション体を冷やしすぎるのも血行を悪くします。冷房が人つているときは、カーディガンなどで直接冷気があたらないようにカバーしましょう。また、体を締め付けるようなタイトな衣類やブラジャーなどの下着も血行を阻害するので、少し余裕のあるものを選ぶようにします。バッグは、肩かけ式のものはやめ、手に持つタイプにすると肩への負担が少なくなります。

運動不足の解消

デスクワークが多い人や車中心で、歩くことが少ない人は、スイミングなどで運動不足を解消し、全身の血行をよくします。

アロマテラピー

筋肉のこりをほぐす作用のある精油でマッサージオイルをつくつて、首から肩にかけてマッサージをしたり、ホットパックをしましよう。オフィスでは、イラストのようにラベンダーの精油をたらしたハンドバスを行うと、香りを吸入することにもなり、心身がリラックスできます。

マッサージで

ラベンダー

心をおだやかにさせて筋肉をリラックスさせます。

ユーカリ

筋肉のこりをほぐして痛みをやわらげます。

ローズマリー

筋肉のこりをほぐします。など

ツボ押し

肩こりに効くツボを気持ちよく感じる程度に、ゆっくりじんわり押していきましょう。肩甲骨の上にある「天りょう」は、自分では押しにくいのでツボ押し器を使うとよいでしょう。