依存症

なぜ依存症になるのか?

「~せずにはいられない」抑えがたい衝動が依存症

最初はちょっとした楽しみでやっていたことが、いつしかやめられなくなり、ついに習慣になってしまう。やがてそれがないと「いてもたってもいられない状態になる」これが依存症です。

依存症というと、すぐに思い浮かぶのがアルコールや薬物などの依存症。でもそのほかにも買い物やギャンブル、携帯電話など、身の回りのさまざまなものが依存の対象になることがあります。

依存症になる人は、意思が弱いとか、人間的に欠陥がある人といったイメージがつきまといますが、ストレスの多い現代では、だれでも依存症になる可能性があります。

とくに、最近ふえているのが女性のアルコール依存症。アルコールによって、体も仕事も家庭も周囲の人間関係も、すべてをこわしてしまう深刻な心の病気です。

仕事や日常生活に支障が出たら、心の専門医へ

眠れないとかストレス解消にと軽い気持ちではじめたお酒の習恨が、やがて依存症に移行していくケースがたくさんあります。とくに女性の場合は、女性ホルモンがアルコールの代謝を妨げるなど、男性にくらべて短期間でアルコール依存症になりやすい体質的な特徴があります。

アルコールにかぎらず、ひとたび依存症のレベルに達すると、自分でやめることがむずかしくなります。仕事や人間関係など日常生活に影響が出てきたり、自分でも「このままではいけない」と思ったときは専門医を受診してください。依存の背景には、心の寂しさ、虚しさを埋めようとする気持ちがあるので、心の専門家の助けが必要です。

ストレス解消のつもりでやったことが、逆に大きなストレスにつなかっていかないように、健康的なストレス解消法を見つけてくださいね。

こんなにある依存症傾向

恋愛依存
つねに恋人がいないと不安になり、相手から見捨てられることを非常に怖れます。本当に好きではない相手でも付き合うので、多くは恋愛関係が長続きせず、次々に恋人をかえます。
ギャンブル依存
パチンコや競馬など、かけ事をして勝つたときのスリルから抜け出せなくなります。買い物依存の場合と同様に、経済的に破綻してもやめられなくなってしまいます。
買い物依存
お金がないにもかかわらず、服やバッグ、アクセサリーなど、高価なブランド品などを次々買い込んでしまいます。買い物をしている最中は気分がすっきりするのですが、その後、自己嫌悪におちいります。
インターネット依存
深夜までチャットをしたり、情報検索をしたりして、パソコンから離れられません。寝不足からしばしば遅刻を
したり、仕事でミスをしたりします。やがて会社を休んだりするようになります。
携帯電話依存
携帯電話で、つねに誰かとつなかっていないと気がすみません。自分宛のメールチェックを1日何十回とします。携帯電話がつながらない「圏外」に入ると、イライラして落ち着きません。

こうして依存症を改善

行動記録をつけてみる
たとえば携帯電話なら、1日何回メールチェックしているか、電話料金はいくらかなどをノートに記録してみましょう。紙に害くと自分を客観視することができ、「え、30分おきにメールチェック!?」と、自分の依存傾向に気づくことができます。
行動パターンを変えてみる
ショッピングに行かすに映画を観る、帰宅後すぐにパソコンのスイッチを入れずにお風呂に入るなど、習慣的な行動にブレーキをかけましょう。それがむずかしいときは、お稽古ごとやスボーツジムに通うなどして行動パターンを変えます。
幅広い趣味をもつ
「私か癒されるのは、コレだけ」にならないようにしましょう。昔やっていた趣味を復活させたり、お稽古ごとに通ったり。休日は、知らない街を探索するなど、いろいろな「自分」をもちましょう。
家族や友人と過ごす時間をふやす
家に帰つてひとりになると、何かに依存するパターンがはじまります。積極的に友人と会う機会をつくっておしゃべりを楽しみましょう。グチや不満をしゃべっていると、「心の憂さ」が晴れていきます。

「パリキャリ」タイプは、仕事依存にご用心

周囲に一目置かれて、バリバリと仕事をこなしていく女性の多くは輿面目で几帳面。責任感をもつて非常に熱心に仕事をこなしていきます。

でも、寝てもさめても仕事のことばかり、といった状態になったら、要注意。「仕事依存」にはまりかけているのかもしれません。

「ワーカホリック(仕事中毒)」という言葉があるように、仕事も「依存症」の対象になります。「仕事依存」になると、休日も仕事をしないとイライラして不安になり、気持ちが落ち着かす、たえず時問と仕事にせき立てられているような気持ちになります。

また仕事以外のことは、すべて「ムダなことをしている」と思えて、心も体も休む問がありません。その結果、疲労がたまって病気になったり、「うつ病」になるなど心のトラブルも発生。長期に職場を休むことになります。

「バリキャリ」タイプの人は、仕事以外にも自分の「居場所」を見つけることが大切。「がんばりどき」と「休養」のメリハリをもって仕事にのぞみましょう。

依存症のセルフケア

フラワーエッセンス

依存する心の背景にはさまざまな心のかっとうがあります。ここで紹介するエッセンスがそんな心の問題に気づかせて、依存対象からあなたを自由に解き放つサポートをしてくれます。

ホメオパシー

見えない心をケアするのは、通常の現代医学ではむずかしい側面もあります。心の不調はホメオパシーの得意分野の一つ。上手に利用していきましょう。

アグリモニー
表面は快活にふるまっていても、内面で苦悩するタイプに。悩みを直視する姿勢を育みます。
フォーゲット・ミー・ノット
潜在意識を刺激して前向きになるように。過去から解放され、現実を受け入れる準備をうながします。
モーニンググローリー
自分が依存状態にあること自覚し、間違った崇拝対象から自由になることを支援します。
  • 潔癖症で整理整頓を好む
  • ひとりになることを嫌う
  • 他人に頼る傾向がある

   ↓

アルセン・アルプ
原材料はヒ素。危機感によって引き起こされた不安からはじまった依存傾向に。
  • イライラして怒りっぽい
  • 人から反論されるのを嫌う
  • 完璧主義で仕事人間の傾向がある

   ↓

ナックス・ボミカ
東インドや北オーストラリアなどに原生する樹木。ストレスに対処しようとしてはじまった、酒、タバコ、過食、薬などの依存傾向の人に。